糸魚川市柱道 手打ちそば菊右ヱ門
旨い、とよく話を聞く蕎麦の菊右ヱ門さん。
能生に引っ越した友達も
「誰に聞いても旨いって言って、悪い話を一度も聞いたことないよ。行ってみたいんだよね」
早く行かないと混んでて入れない、なんて話もあるので、そしゃ~、開店する11時半を目指して行ってみよう、となりました。
私がもたもたしていて、到着したのは11時半過ぎ。
駐車場はとぉ~ても広くて、どこに停めても余裕です。
玄関に入ると、お~、既に満席。
板の間のワンフロアで、4人掛けのテーブル席が2つ、イグサぽい敷物が敷かれた席は、2人席、4人席、6人席がそれぞれ1つです。
6人席にいたお客さんが2人組だったので、店員さんが相席いいですか?と聞いてくれて、待たずに座ることができました。
メニューは、写真つきでファイルに入っています。
郷土料理の笹寿司がついた菊エ門セットは平日限定10食(だったかな、祝日は少し多かったような・・・)
この人数がいるということは売り切れていそうだけど、ダメ元で注文。
はい、遅かった(反省)
てなわけで、天せいろ(1200円)にしました。
お茶飲んで、前に会ってから今日までの、あんな話、こんな話をしていると運ばれて来ました。
おおっ、すごい細い。
盛り方も、こんもり一山じゃなくて、ふた山に分けられているのも、珍しいかも。
まずは何もつけずに、数本、つるつるつる。
うんっ、蕎麦の香りがする←当たり前か
薬味は山葵と長ネギ。
テーブルには、糸魚川ではお馴染みの、あさつきが赤い皮がついたまま小皿に置かれていています。
あさつきは、糸魚川弁だと「ひるっつぶ」
(へりっつぶ、とか、文字にすると、ものすごく難しいんですが、表現的には「ひ」と「へ」の間の音)と言われています。
家の脇や畑のすみに生えていて(育てているというより自然に生えている感じ)らっきょうみたいな形で辛味がある食べ物です。
好きな人は、味噌をつけてかじって酒のつまみにしたり、冷麦やそうめんにも薬味のようにつけます。
友達は「久しぶりに食べる」と言いながら手を伸ばしますが、私は苦手。
ドラキュラだからニンニク系はNG、じゃないんだよ(笑)
山葵を蕎麦につけて、蕎麦の先だけを汁につけて、ずるずるずる。
うんっ、美味しい。
キュッと蕎麦が引き締まっているような味です。
汁はちょっと濃いめです。
天ぷらは抹茶塩でいただきます。
季節で変わるらしいですが、この日は海老が2尾、茄子、ピーマン、かぼちゃ、さつまいも、葉物(なんだろ?丸みのある葉っぱでした)
海老大好き、ぱくっ、あつつつつ。
揚げたてで衣が熱いのも当たり前ですが、海老まで熱々です。
海老の食感が、ぷりっ、じゃ表現しきれないほど美味しいです。
蕎麦屋の天ぷらって、家では絶対に真似できないわ。
小鉢は生ワカメと玉ねぎの酢の物。
蕎麦湯も美味しかったし、ここはリピーターになるのは間違いなし。
窓からの景色も晴れていたら、もっときれいでしょうね。
手打ちそば菊右ヱ門
糸魚川市柱道958
025-566-3003
定休日 月火曜日(祝日の場合は営業)
営業時間 11:30~14:00
フェイスブックページ→こちら
国道8号線から能生インター方向へ。
高速の入口(信号)通り過ぎ、Yの字に分かれる道(正面にガソリンスタンドあり)を左方向へ。
道なりにしばらく進んで、左手にあります。
※グルメメモ
2017年6月7日の情報です
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