春の海谷まつり2017水保神楽リポート

6月4日(日)に海谷三峡パークで開催された海谷まつりに行って来たのでリポートします。

海谷渓谷は、越後の上高地とも言われていて、越後駒ヶ岳の登山ルートの1つ。
展望台から見える千丈ケ岳の大岩壁は、ななめに縞模様になっています。
この岸壁は海底火山から流れ出た溶岩や火山灰。
高さは約600mあります←このあたりジオパーク検定に出題されましたよ
春の海谷まつりは、越後駒ヶ岳の山開きを兼ねていて、ジオパークで知名度が上がったのと、三峡パークと道路が整備されたこともあり、最近は多くのハイカーが来られます。
今年も新潟市からバスをチャーターしてこられた団体の方がいて、帰りは「大火の応援で、お土産いっぱい買って帰る」ということでした。
ありがとうございます。
朝、ザーと降った雨が、しとしと、なかなかやんでくれなかったのですが「三峡パークで開催決定」
役員の方が天気予報と、空を見て決断されたのは大正解。
準備中は寒くて上着が必要でしたが、途中から青空が広がりました。

さて、海谷まつり名物と言ったら、餅煮。
春は山菜と孟宗竹がたっぷり入っています。
醤油ベースで、大きくてやわらかい餅が入っているので、食べごたえがあります。
準備で朝御飯を早く食べたから、11時くらいにお腹に入れました。

手打ち蕎麦は、すごい順番待ちになるので、昼頃には食券を買っておくのがオススメ。
ちょうど知り合いが「みんなの分、まとめて注文してくる」とくれて、ぎりぎりセーフ。
持ち帰り用もあって、これを買いに来るというリピータの方もいるくらいです。

オープニングはフラダンスのプアメリアの皆さん。
新緑の中で、太陽の光を浴びて踊るのは、とっても気持ちがよさそうでした。
続いて、海谷太鼓さんの演奏。
最初は大人だけでしたが、何年か前に子供達が加わり、人数が多くなりました。
さらに、アップルパイおーともさんと、ばかぼんやまぎしさんの歌。
とってもいい声で、すごく上手。
昭和の曲から、平成の曲まで、レパートリーも広く、アンコールもありました。
って、このあたり、写真がなくてすみません。

さて、西海地区の祭りといったら、水保観音のお祭り。
担い手がなく、神楽が途絶えていた時期もあったそうですが、保存会が出き海谷まつりでも披露されるようになりました。
何幕かあるうち、今回は、弓を使った舞からスタートです。
2人の男性が、弓を持って踊ります。
途中から、背中の矢を弓に構えて踊ります。
そして、空に向かって、ピーンと飛ばします。
この弓、お祓いを受けているので、ご利益があるとか。
2本ずつ射ったところでいったん下がりましたが、多くの人にご利益を、と何本も放ってくれました。
視線と違うところにわざと飛ばしたり、子供が取れるように、ぽろっと真下に落としたり。
なんと、私も1本ゲットするとこができました。
いい事ありそうです♪

続いて登場したのは、恵比寿さん。
鯛釣り舞です。
手を眉毛の上にあてて、どこがいいかのぉ~、という感じで見渡します。
日の丸が描かれた扇子で顔を隠したり、楽しそうです。
細い竹を釣竿にして糸を垂らすのですが、なかなか竿は動きません。
おっ、大きく竿が引っ張られています。
どうやら魚が釣れたようですよ。
ジャンプしたり、手をあげたりして、体いっぱいで喜びを表現して、竿をあげます。
大物のようで、肩に竿を天秤のようにしてグッとあげたりして、釣れたと思ったら、木の枝。
さっきまで、あんなに喜んでいた恵比寿さんが、泣いています。
気を取り直して、餌をまいてみることに。
腰につけた魚籠(びく)から、ぱぁ~と、まいたのはお菓子。
飴玉やキャラメル、あちこちに大量にまきます。
これなら、今度こそ鯛が釣れそうですね。
どうかなぁ、釣れるかなぁ、おっ、竿が動いたぞ。
おととととっ、魚が暴れているのか竿が左右に動きます。
せ~の!
丸々と太った真っ赤な鯛が釣れました。
これには恵比寿さんだけではなく、観客も大喜びです。
お面をつけていて、一言もしゃべらないのに表現が豊かで、内容も分かりやすくていいですね。

恵比寿さんの次は、布袋さん。
打出の小槌を振ると、こちらもお菓子が出てきましたよ。
恵比寿さんも布袋さんも、沢山の人に福をまいてくれました。
2人で仲よく、青空を指さしたり、上機嫌でした。

午後からは丸太切大会や、輪投げ、ターザンロープなど、自然の中で思いっきり遊び、楽しい1日はこうして終了しました。
秋にも海谷まつりは開催します。
また晴れるといいですね。

問合先 西海公民館 025-552-0268

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