上越教員大学近く 会心きざわ懐石ランチ

友達に「美味しい和食の店があるの。いつ行っても席がいっぱいだから予約して行かない?」と誘われて、上越教育大学近くにある会心きざわさんへ行って来ました。
このブログ初登場です、パチパチパチパチ!

場所は国道8号線「加賀」の交差点から山麓線へ入り、高速道路の下を通り、しばらくすると「大学前」の交差点があるので右折します。
住宅街ですが、すぐに右に入るTの字があるので曲り、またすぐに今度は左に行くと左側にお店があります。
お店の脇と前が駐車場になっています。
建物はスッキリした感じ。
友達の話では、移転オープンしたそうですよ。

さてさて、気になる店内は、入口からL字に伸びる廊下を進むと、開放感のある広いテーブル席。
新型コロナ感染防止対策だと思いますが、真ん中のテーブルは椅子が外されていて、席数を減らしているようでした。
天井が高く、細長い窓から外の緑が見え、心地よい風が入ってきます。
和食ですが、イタリアンでも、フレンチでもイケそうなくらいスッとした印象です。

鞄を置くカゴが用意されていて、お手拭きが厚みのあるタオルというのがプラスポイントですね。
温かいほうじ茶のお代わりは大きい急須でテーブルに出され、これも嬉しい心遣いです。

予約をしてあったので、すぐにお食事がスタートしました。
まずは鯛の白子。
もみじおろしとの赤と白の対比が美しいです。
タラの白子は食べる機会があっても、鯛は初めてです。
タラは脳みそみたいに波打っていますが、鯛はつるん、としているんですね。

続いて、お刺身。
真鯛、甘海老、マグロ、真ん中にあるのは石鯛。
甘海老はとろっと甘味があって、真鯛はきゅっと身が引き締まっています。
そして、手前にあるエゴ(海藻を練った糸魚川・上越あたりの郷土料理)のように見えるのは昆布醤油だそうです。
そのまま食べてみてもいいし、醤油をつける代わりにお刺身と合わせて食べるのをお勧めされました。
これも初めてです。
醤油より、塩気がなくてまろやか、という感じです。

椀はワラビのしんじょ。
上にのっているのはスライスした冬瓜です。
ワラビ特有の粘り気があって、つるっとした食感。
冬瓜のシャキシャキした歯ごたえも楽しめる汁物でした。
なにより、お出汁が上品でものすごく美味しい~!

焼き物はメバル。
メバルもこのあたりの日本海で水揚げされる魚です。
付け合せはサツマイモのレモン煮。
ウドのキンピラ。
3人いるのに女将さんの説明を同じところを聞き逃して、食べながら「ウドだよね?」「ウドでしょ」
女将さんに確認して、正解でした。

炊き合わせはタケノコ、茄子、ニシン、湯葉、油揚げ、人参、絹さや。
これも薄味なのに、素材の味を最大限に引き出しています。
ホント、出汁ってすごいなぁ。
友達の1人は栃木出身なので、日光東照宮って湯葉有名だよね、と話が盛り上がりました。
湯葉は自宅で出番がないし、外食でも食べる機会が少ないので、こうして出てくると、ものすごく貴重な食べ物に感じます。

揚げ物はカボチャ、ウド、茄子、海老、キス。
キスもこのあたりの海でよく獲れます。
私も小さい頃ゴムボートで釣りに行って、入れ食い状態だったことがありますよ。
メギスはキスに似ているのでニギス、コレが糸魚川・上越あたりでは訛ってメギスと呼ぶのです。
キスの方がタンパクで、骨が硬くない、というのが私のイメージ。
白身魚で脂身がないので、さっくりとした天ぷらになります。

筍ご飯、たけのこと卵と三つ葉の汁物。
香の物はキャラブキ、ヨシナの漬物です。
ヨシナは、このあたりで採れる山菜で、シャキシャキとしていて、少しだけぬめりけがあり、何とも言えない食感です。

デザートは胡麻豆腐。
珈琲の器は大注目ですよ。

最初は四葉のクローバーの形に見えて、飲んで半分くらいになるとハートに変身。
飲み終えて最後にカップの底に見えるのは真ん中がハートで、その周りにハートが4つあって四葉のクローバーに見えるんです。
このカップ、考えた人、すごいですね!

とにかく、どのお料理も手間かかけられていて、とても丁寧に作られているという印象でした。
お腹いっぱいです。

確かこのコースは珈琲とデザートはプラス料金で、1人あたり3080円(税込)だったと思います。

テイクアウトのお弁当も品数が多くて、とっても美味しそうでした。

会心きざわ
上越市大学前13
025-525-0987
営業時間 11:30~13:30、18:00~21:00
定休日 月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)

HP→こちら

※グルメメモ
2020年6月2日の情報です

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