長岡市ご当地グルメ洋風カツ丼食堂酒場SHOWAなつかしや
糸魚川のあたりでは、カツ丼はカツを卵でとじてあるのが多数派。
新潟市のあたりに行くと、タレカツ丼と言って、カツをタレにくくらせたタイプが多くあります。
で、この長岡洋風カツ丼は、そのどちらでもない独自路線。
洋風のソースをかけたタイプで、よくテレビや雑誌にも「ご当地グルメ」として紹介されています。
ずっと食べてみたいと思っていて、初めて食べられたのが今年の6月。
お店によってアレンジが違うというので、長岡に行く用事があったら別のお店に行ってみようと思っていました。
それで、この日なら電車の到着時間を早くしたら食べられるじゃん、という日を見つけて長岡駅へ。
駅前に張り巡らせれた自由通路を歩くだけでも、風もなくて暑すぎる日に、下調べもなく
「とりあえずレストランナカタの近くにも、のぼり旗出てたし」とアーケードを歩いてみることに。
「暑いんだよ」ぶつぶつ独り言を言いながら、歩いていると、脇道に、のぼり旗発見。
そのままスルーしそうになって、立ち止まり
「歩くべきか、近いところにするべきか」とハムレットのように悩みます。
結論は「暑いから帰りも歩くの嫌だし」と、脇道へ。
お店の前でメニューを見て、アイスコーヒーサービス中の文字を見て、吸い寄せられるように店内へ。
お店は夜は気の合った仲間が集まりそうな居酒屋ぽい雰囲気。
4人掛けテーブルが4つ、カウンター席4つ。
お昼のメニューはそんなに多くはありませんが、私は洋風カツ丼を食べるから迷いません。
ダブルってなんですか?と聞いたら、カツが2枚だというので、
普通の長岡洋風カツ丼(800円)を注文しました。
冷たい水を飲んで、おしぼりで手を拭いて、思わず顔と首を拭きそうになる、この暑さ。
ちょっと落ち着いて壁を見ると、懐かしい昭和の歌謡曲全盛時代のレコードジャケットがびっしりと飾られています。
キャンディーズ、アリス、天地真理etc
私は中森明菜時代が好きだった。
おっ、発見。
このころのアイドルって、若いのに大人ぽくて、歌唱力もすごかったよなぁ。
思い出にふけっていると、運ばれて来ました。
写真にはないですが、カツ丼なので、味噌汁がつきます。
ミョウガと豆腐でした。
だけど、洋風だからワンプレート。
でも、カツ丼だから箸が出される、という、この洋か和が分からない感覚がたまりません。
まずはかつを一切れ、ぱくり。
もぐもぐもぐ、からりと揚がった衣に、甘いんだか、しょっぱいんだか何とも表現できないソースがたっぷりかかっています。
ケチャップを使っているんだけど、ケチャップ味でもなく、ソースの味でもない、不思議な味が洋風カツ丼の特徴なんですよね。
きっと別のお店に行けばケチャップ味がはっきりしているところもあるんだろうけど、このどう言ったらいいか分からない味がハマるんです。
肉は端っこの方に脂身がある私好みの部分。
ドレッシングがかかっているサラダ、ポテトサラダ、スパゲッティのケチャップ和えを付け合せにするのは定番なのかな。
ますます、食べ比べをしなきゃ、ともぐもぐブロガーの使命感が燃え上がります。
最後は、ほんのり甘いアイスコーヒーをぐいぐい飲んでごちそうさまでした。
食堂酒場 SHOWA なつかしや
0258-37-4340
新潟県長岡市大手通1-5-2 タカノビル1F
レストランナカタの洋風カツ丼のレポートは→こちら
※グルメメモ
2016年8月20日の情報です
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