糸魚川本町通り商店街 そば処泉家 カツ丼と蕎麦とサラダのセット

長野県にいる友達が「復興した糸魚川に行きたい」とトキめき鉄道に乗って来てくれました。

町屋会のボス、児童文学作家の小川英子さんも合流して、お昼は大火から再建したそば処泉家さんへ。
隣の加賀の井酒造さんの建物は完成し、近くの民家や商店も、とんとん、かんかん、新築工事が進んでいます。

「お~、前の雰囲気が損なわれていない」
友達が感激しています。
変わったところといえば、道路に面していた小上がりも椅子になったということ。
椅子というより、畳のベンチのような形で、3つずつ向かい合って座れるようになっているんです。

えっと、なんにしようかな。
3人とも、お蕎麦、丼もの、サラダがセットになったもの。
私は、迷いに迷ってカツ丼にしました。

お昼のピークが過ぎていたのもあり、趣味の話や、活躍している方の話しをしているうちに、運ばれてきました。
お蕎麦は冷たいのと温かいのを選べますが、こんだけ暑くなったら、冷たい蕎麦が食べたいです。
胡瓜と人参の漬物は、ぬか漬けだと思います。
サラダのドレッシングは別容器なので、ドレッシングが苦手な人や、どっぷりかける人には、いいサービスですね。

薬味は、糸魚川名物の、ひるっつぶ。
「へ」と「ひ」の中間あたりの発音をしてください。
野蒜の一種なのか、アサツキなのか、よく分かりませんが、糸魚川では生えているところから抜いてくるもので、味噌をつけて生のままかじったり、素麺や冷麦の季節には欠かせない薬味です。
これ、当たり前だと思っていたら、市外では珍しいんですって。
私はいつでも食べられるので、長野県の友達にあげました。

何もつけずに、そばつゆをちょっとつけて、ずるずるずる。
ふにゃふにゃしていない、きゅっと締まった蕎麦で、とっても美味しいです。
カツ丼も、たまごがとろっとしていて、つゆを吸い込んだご飯も美味しい。
サラダの厚焼き卵が私は大好きです。

長野の友達は電車の時間があり「また来る」と言葉を残して、風のように去っていきました。
またおいで~。

そば処 泉家
糸魚川市大町2-3-3
025-552-0238(ファックス兼)
営業時間11:00~19:00
定休日 火曜日
駐車場 店の前に4台あり
HPは→こちら

※グルメメモ
2018年6月25日の情報です

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