道の駅親不知ピアパークでヒスイ探し
海がない小千谷の友達が糸魚川に来て一番やってみたいこと。
それは「海岸でヒスイを拾いたい!!」
う、う~ん、そんなに簡単に見つかるもんじゃないけど、と小雨の中、道の駅親不知ピアパークへ。
親不知は海の上にインターチェンジがある珍しい場所。
すぐそこは富山県境です。
沖には、ふたこぶラクダのような大きな岩があり、投げ岩と呼ばれています。
弁慶が通りかかったときに、このあたりで悪事をはたらいていた鬼と力比べをした。
鬼が投げた岩は海の近くに転がり、あとから投げた弁慶の岩は鬼よりはるかに大きくて、海の沖に落ちた。
鬼は悔しがって岩を蹴り、二度と悪事を働くことはなかったという。
鬼が蹴った岩は鬼蹴り岩と呼ばれ、鬼の足跡がついているのだとか。
(大国主命という説も)
これは修学旅行でここを通ると、必ずバスガイドさんが教えてくれる昔話です。
さて、ここは駐車場に車を止めると階段があり海岸に降りられるようになっています。
このあたりの海岸は玉砂利。
しかも、西と東のプレートの境目なので、この海岸だけで石の標本が作製できるくらい種類が多いんです。
安山岩はマグマが固まったものだから、火山があるところに多いのよ。
薬石は言って、お風呂に入れるとよく温まるとか、やかんに入れると水がまろやかになるの。
ヒスイは緑色のイメージがあるけど、白ぽくて、重たくて、なめからで、って、簡単に見つかるもんじゃありません。
日本海の荒波にもまれて、角がとれ、形も様々です。
白くてごま塩をふったような石、ピンクかかった石、糸魚川市民の私からしたら見慣れた石たちも、初めて見る人には興味深々。
面白くて仕方ないようです。
この日はあいにくの天気でしたが、日本海に沈む夕日は、毎日違う色と景色を見せてくれるので、今度は天気のいい日に連れてきたいなぁ。
道の駅親不知ピアパーク→こちら
※お出かけメモ
2020年9月10日の情報です
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