第42回糸魚川おまんた祭りリポート
7月29日(土)に糸魚川駅日本海口ロの字商店街で開催された、第42回糸魚川おまんた祭り。
昨年末の大火で、今年は開催するのか議論が重ねられましたが「こんな時こそ、祭りで盛り上げなければ」という意見が多かったそうです。
毎年本部は駅前通り商店街なのですが、今年は復興を願って本町通り商店街の加賀の井酒造さんの前にテントが建てられました。
昼間は太鼓や吹奏楽、ダンスなどのパフォーマンスが続きます。
翡翠太鼓の皆さんは、がんばろう!糸魚川の黄色い横断幕と、大太鼓には頑張ろう!本町通りの布を下げての演奏です。
翡翠太鼓には、本町通り商店街のパン屋さん、イノヤさんが父娘で参加しているのです。
薄曇りで、雨があたらないか心配しましたが、雨雲を吹き飛ばすような演奏でした。
昼間のパフォーマンスが終わると、市民流しまでの間は、ほんの少し静かになります。
皆さん、浴衣の着付けや準備をするため、それぞれの公民館や集会場に集まるのです。
日が暮れてくると、舟御輿、龍神丸の登場です。
法被を着た男性が力を合わせてロープを引いて、約1キロあるロの字商店街をぐるりと1周します。
船に乗っているのは、観光大使のヒスイレディの皆さん。
今年は3人メンバー交代があり、フレッシュな笑顔です。
さぁ、19時になりました。
おまんた囃子が流れ、大市民流しがスタートしました。
チャンカチャンカ、チャンカチャンカ♪
おまんた囃子は軽快なリズムで、元気のいい踊りです。
今年は、復興の応援として、新潟県の米山知事も飛び入り参加です。
なんでも、おまんた囃子保存会の皆さんと、踊りの特訓をしたとか。
復興チャリティープロレスで糸魚川に勇気を届けてくれたプロレスラーの方も、一緒にソレソレソレソ♪
糸魚川市民には染みついている、この早いリズムは、慣れないとついていくのに必死。
チャンカチャンカ、チャンカチャンカ、おまんたぁ~♪
地区ごとに踊るレーンは、お揃いの衣装。
横町レーンは膝までのパンツに、赤いTシャツ。
法被は右肩を出して、頭には黄色い髪飾り。
赤い鼻緒は、春よ来いのみぃちゃんを連想させます。
粋な感じで素敵ですね。
ソレソレソレソレ♪
フラダンスのチームは毎年、カメラをむけるとポーズを決めてくれます。
おまんた祭りのいいところは、地区や企業以外でも、団体で申し込めば誰でも踊れるということ。
少人数でもOK。
パフォーマンス部門賞をめざして、衣装や踊りのアレンジを工夫する楽しさがあります。
黒猫(荷物を運ぶ会社)も踊れば、お化け屋敷のチームは鬼太郎や猫娘、ネズミ男だって踊ります。
縦縞シャツにおかっぱ頭のブルゾンちえみに扮したチームもいました。
参加を見合わせた地区もあったなか、東京糸魚川会の皆さんが応援に来てくれたりして、今年の踊り手は2700人だったそうです。
2時間たっぷり踊りきったあとは、糸魚川元気花火の会が夜空に勾玉を打ち上げてくれました。
皆さん、お疲れさまでした。
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