十日町市脱皮する家と星峠の棚田

十日町市にある脱皮する家。
前から話は聞いていたのですが、なんで脱皮???と疑問に思っていました。

で、それは行ってみるのが一番、てなわけで大地の芸術祭の作品見学から足を延ばしてみました。

脱皮する家は、古民家の壁などを取り払い、囲炉裏の煙で黒くなった柱や梁全部に彫刻刀で彫ったもので、宿泊施設になっているそうです。
掘って脱皮させたから、脱皮する家、なんだとか。
ほほう、面白い。
掘ったのは日本大学芸術学部絵画学科彫刻コースの有志の皆さんで、2年間かけて完成させたなんて、すごいですね。
写真では分かりにくいですが、囲炉裏があったあたりを中心として、円を描いていました。

急な階段をあがると、なんとなく懐かしい匂いがします。
脱皮しても、どこかに囲炉裏の匂いが隠れているようです。

隣には、コロッケのハウス。
え?なんでコロッケ。
こちらは窓枠を全部外して、柱だけにして、全部に銀色でコーティングした作品。
銀色の衣をつけたから、コロッケなんですって。
その発想に思わず感心してしまいました。

この家の近くには、有名な星峠の棚田があります。
雪深いけど、水が貴重なこのあたりの棚田は、田んぼに積もった雪が溶けて水になったら田植えが出来るように冬が来る前に耕しておくそうです。
雪が溶けて、あぜ道は雪が残り、棚田には水が張られた光景は、とくに朝焼け、夕焼けがとてもきれいだそうですよ。
シーズンになると棚田を撮影に来たカメラマンが、だだだたーーと並ぶそうです。

スローライフをこれだけ前面にだした地域おこし、見習いたいですね。

脱皮する家HP→こちら

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