第１９回ひめかわポートフェスティバル＆日本丸セイルドリルリポート

開港４０周年を記念して姫川港に国内最大級の帆船「日本丸」が寄港しています。
日本丸は独立行政法人航海訓練校の練習船です。

日本丸は８月６日（火）の１４時に姫川港を出航します。
全員がマストに登って整列し、三度「ごきげんよう」と歓呼して見送る人にあいさつする登檣礼（とうしょうれい）が行われます。

さて、８月３日に行われたセイルドリル（帆を張る訓練）と、４日に行われたひめかわポートフェスティバルをリポートします。

通常、帆を張るのは陸から離れた洋上で行うため、帆ほ広げた姿を見られるのはめったにないチャンスなのですよ。
その為、朝から三脚を立てて待つ人が多くいました。

帆を広げるのは訓練生。
準備体操をして、裸足になりマストを登っていきます。
説明のアナウンスによると、土踏まずでしっかりロープをとらえるのがポイントだそうです。
また、ポケットの中に何も入っていない事を確認する、メガネをかけている人はバンドをつけて落下物がないように気を付ける、そうです。

掛け声をかけながら、次々とロープがほどかれ、１枚ずつ帆が広げられていきます。
３０分くらいかかったでしょうか。
真っ青な空に、真っ白な日本丸。
美しいの一言ですね。

そして、翌日の第１９回姫川ポートフェスティバルでは、船内の一般公開がありました。
事前申し仕込みの「海から見る糸魚川ジオパーク体験航海」
上越海上保安署巡視艇「なつぎり」は直江津沖で起きた事故に向かうため、第２回目と３回目の航海は中止となりました。
残念ですが、海の安全を守るために仕方ありませんね。