能生奴奈川まつり2013リポート
能生商店街を歩行者天国にして開催した奴奈川まつりに参加してきたのでリポートします。
奴奈川は「ぬながわ」と読み、太古の昔糸魚川を含む「こしの国」を治めていたのは、美しく賢い奴奈川姫。
噂を聞いた大国主命(おおくにぬしのみこと)が、はるか出雲の国から船で求婚にやってきたと古事記に記されています。
この奴奈川姫と大国主命の役は毎年、その年に結婚するカップルさん。
地元の園児達も子龍になって祝福します。
舞が披露されたり、ブラスバンドの演奏、ストリートダンス、餅つきなど、次から次へ出し物があり空き時間というのがほとんどない楽しいお祭りです。
(すみません、写真が・・・)
海を連想させる爽やかな水色の衣装はワセダクラブ北信越支部チアリーディングスクール能生スターマリンズの子供達。
側転も、こんなすごいリフトだってばっちりキメちゃいます。
続いて弁天太鼓。
大きな、おおきな太鼓。
このサイズの太鼓を創るには、それだけの太い木が必要となるので、珍しいそうですよ。
移動させるのに車輪がついた台車を使っても何人もの力が必要になります。
どんどこ、どんどこ、歴史あるレンガの壁に太鼓の音が響き渡ります。
そして、いよいよ奴奈川姫の輿が登場です。
この奴奈川姫、今年も美人さんでした。
大国主命の従者が、奴奈川姫の侍女に奴奈川姫の付き人に結婚を問います。
左右に首がふられ「あ~・・・」と回りからも残念な声があがります。
それでも大国主命はあきらめません。
だって出雲の国(今の島根県)から、わざわざ船でやってきたんですよ。
ここで、すごすご帰られるわけがありません。
中国でも「三顧の礼」があるように、大国主命も3度目にしてやっと奴奈川姫と結ばれました。
めでたし、めでたし。
このあと、奴奈川行列は、花火大会が行われる弁天浜へ移動しました。
おまけ
能生といったら手づくりコロッケ。
ほくほくで、ぷっくり大きなコロッケです。
10個とかおかずにまとめ買いする人が多いので、早目にゲットしないと売り切れてしまいます。
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