白馬村オリンピック道路添い蕎麦酒房膳の天ぷら蕎麦

蕎麦好きの友達が糸魚川から通っていると言う、長野県白馬村にある蕎麦酒房膳さんに初めて行って来ました。

ジャリの駐車場に車を停め、石の上を歩くと、派手さはないけど、手入れが行き届いている草花を楽しめます。
のれんをくぐり、引き戸を開けると、素敵なお花が活けてありました。
百合のいい香りがします。
寒い雪国では、玄関ドアはポーチを挟んで2重になっているのが特徴です。
ドアか一枚では、開けた瞬間冷たい空気が一気に家の中まで入りこんでしまいますが、ドアを閉めて、次のドアを開けることにより、冷気が入りにくくなっているのです。

2枚目のドアを開けると、ゆるやかなスロープになっています。
古い古民家を移築したという店内は、カウンター席の他は、二間ある広い座敷席と、奥にはテーブル席もあるようでした。
床の間には、端午の節句前ということで、鎧兜が展示されていました。
外国からのお客様が多い白馬村では、この縁側のある日本家屋や、季節物の展示はとても喜ばれるでしょうね。

では、メニューを開いてみます。
冷たいお蕎麦、温かい蕎麦からはじまり、一品料理も数多くあります。
とても親切なメニューで、どんな料理か説明が添えられていて、選びやすく好感度アップです。

女性に人気だと書いてある冷やしかけ蕎麦(850円)と、温かい天ぷら蕎麦(1200円)を注文です。
温かい天ぷら蕎麦は、蕎麦の上に天ぷらがのっていることが多いですが、ここのは「天ぷらは別に盛られています」とあります。
天ざるだと、冷たい蕎麦になってしまうので、温かい蕎麦を食べたいけど、天ぷらはサクッとした状態で食べたい、というジレンマは、ここで解決しますね。

サイドメニューから注文した山芋の梅肉和え(380円)を食べながら蕎麦茶を飲み、待つこと数分。
まずは冷やしかけ蕎麦です。
大根おろしと梅肉でサッパリと、と書いてあったのですが、普通に蕎麦の上に大根おろしと、梅肉がのっていると思っていました。
それが、別の器に大根おろしと梅肉を混ぜたものが用意されているんです。
これはいい意味で、想像を超えていました。
まずは、そのままで、ずるっ、ずるずるずる・・・、おっ、旨い!
キーンと冷たくて、キュッとしまった蕎麦です。
歯にしみるくらい冷たくて、蕎麦の香りがします。
汁もとんがっていなくて、私好みです。
大根おろしと梅肉を投入して、軽く混ぜて、ずるずるずる・・・、
梅肉はカリカリ梅のように、少し歯ごたえのある断片が入っています。
梅干しを叩いただけじゃなく、こうやってアクセントを加えているは、とってもいいですね。

続いて天ぷら蕎麦です。
※蕎麦湯は、こちらのメニューではなく、冷やしかけ蕎麦についてきた物です
大きな、大きな、海老にオクラ、茄子の天ぷらです。
オクラが珍しいなぁ、と思いました。
ずるずるずる、こちらの方が、ちょっと蕎麦がゆるい気がします。
って、温かい蕎麦だし、先に冷たい方を食べて時間差があったから、でしょう。
(私が2つも全部食べているわけじゃないですよ)
ずるずるずる・・・、細くてするするっと入る蕎麦です。

通りかかると、たいていは行列ができている理由がよく分かりました。

蕎麦酒房 膳
長野県北安曇郡白馬村北城3020-49
0261-72-3637
営業時間 11:30~14:00、17:30~21:00(ラストオーダー)
定休日 水曜日
HP→こちら

※グルメメモ
2013年4月29日の情報です

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