越後十日町小嶋屋へぎそば

十日町と言ったら「へぎそば」でしょ?
へぎそばとは、つなぎに海藻を使った独自の蕎麦です。
ジャスコ上越店でも食べたことがありますが、十日町市に来たんなら本店に行って食べてみなきゃ、と地図を片手に行って来ました。

おっ、この緑提灯は「地場産品応援の店」の印ではないですか。
ハロウィンの南瓜もお出迎えです。
むむむ、なかなか遊び心のある店ですね。
外には大きくメニューがあるので、入る前に悩めるのも親切です。
そうそう、あとから女将さんにお聞きしたのですが、このぶら下がっている白い折り紙の飾り。
大地の芸術祭で高い評価を受け、再び皆で力を合わせて新しいものを折り直し展示されるそうです。

っと、前置きが長くなりました。
12時前で早すぎるかなぁ、と思っていましたが、広い店内は満席に近いです。
畳の席の他に4人掛けのテーブル席もあり、私のように一人で行っても落ち着いて食べられます。
う~んと、けっこうメニューが多いんです。
悩んだ時には「おススメ」を注文するに限ります。
「明石の湯での人気メニュー」と書かれていた小盛り蕎麦と小盛り天丼のセット「小雪」にしました。
説明しておくと、明石の湯は越後妻有交流館キナーレにある日帰り温泉施設のことですよ。

さすが着物の町、十日町市。
店員さんが着物で接客です。
待っている間、再びメニューに目を通していると「へぎそば」の説明が。
木を剥く(へぐ)という意味で器を指しているんだとか。
へぇ~、へぇ~、へぇ~。

そうこうしているうちに、お茶と麺つゆ、そばちょこが先に運ばれてきて、小雪の登場です。
へぎそばは盛り方にも特徴があり、ひとつずつ小分けにされています。
まずは薬味を入れず、そのまま、ずるずるずる。
おおっ、つるっつるっです。
滑るような喉越しで、こりゃ~旨いっ!
流れるようなのに、ふにゃふにゃしていないんです。
こ、こ、これはクセになる食感です。
天丼はどうかなぁ~、おおっ、蕎麦屋の天ぷらは美味しいという思いこみを裏切りません。
ちょっと硬めに炊かれた御飯に、つゆだく気味の少し甘い汁が染みこんでいます。
もしかして、この美味しいお米は魚沼産。
しかも新米?
これもレジでおかみさんにお聞きしたらビンゴでした。

お~、来てよかった、しみじみ。
また来たいと思える十日町名物でした。

(株)小嶋屋
十日町市本町4丁目
電話025-757-3155
ファックス025-757-9700
HP→こちら
駐車場あり
国道117号線沿い
十日町駅をおり、駅前通りを直進、2つ目の信号を左に100メートルほどです。

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越後十日町小嶋屋へぎそば”へ2件のコメント

  1. いくろすとん より:

    ケンミンショー内のドラマで、中越のへぎそばが映ってました。
    美味しそうですね!自分も食べに行きます。 天ぷらもでかくて美味しそうでした。

  2. ALEX より:

    いくろすとんさん
    ケンミンショー、新潟でしたね。見逃しました。
    つるっつるっ、で美味しいですよ。

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