新潟県燕市 米納津屋 雲がくれ

今日は、旧倉又茶舗さんで開催された「詩をあそぼうin町屋」に
燕市から詩の朗読に来られた、詩人の鈴木初江さんからのお土産で
御菓子処 米納津屋さんの「雲がくれ」です。

箱を開けると、
「めぐり逢いて見しや それとも分かぬ間に 雲がかくれにし 夜半の月かげ」
と紫式部の歌が書かれています。
この歌を御菓子にしたのが、雲がくれなんですって。
ほほう、「雲がくれ」は源氏物語の光る源氏がなくなったことを示す巻の「雲がくれ」だと思っていました。

CMでは見た事がありますが、初めて食べます。
どんなお菓子なんだろ?
どきどきどき、薄い紙を開くと、四角い包装紙に包まれています。

そっと包を広げると、真っ白い真四角なお菓子が登場です。
ほほう、雲をイメージしているのですね。
付属の木の楊枝で切り分けてみます。 
するっ、と何の抵抗もなく一文字に切れました。
こんな手ごたえは初体験です。
中身オープン!
あっ!月が現れました。
真ん丸の満月のような黄色いものが、白い雲に包まれています。
すっごぉ~い!
和歌の世界観そのままです。

では、食べてみます。
もぐもぐもぐ、白い部分は、ふんわり軽い口どけです。
メレンゲかな。
周りは粉状の砂糖がまぶされていますね。
ん~、なんだろ?どこかで食べた食感と似ています。
もぐもぐもぐ、そうだ!
白はんぺんに近いんです。
真ん中の月は卵の黄身を裏ごしした感じです。
原材料を見ると「卵、寒天、砂糖、飴」といたってシンプル。

上品な甘さと、口当たりで、燕市を代表するお菓子と言っても過言ではないような気がします。

鈴木さん、ごちそうさまでした。

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