糸魚川市ファッサマグナミュージアムリニューアルオープン後リポート
フォッサマグナミュージアムは、ヒスイ、化石、フォッサマグナ、大地の秘密を学べる、全国でも珍しい石だけの博物館。
糸魚川世界ジオパークの拠点として、最近は外国からの見学者も多くなっています。
昨年の秋から常設展示室を全面リニューアル工事にはいり、休館していましたが3月9日にオープンしました。
3月7日と8日に糸魚川市民は無料開放だったので、見学に行って来ました。
ガラス張りの長い廊下を抜けると最初の部屋は、翡翠の原石がどど~ん。
ライトで水を表現されています。
館長さんいわく「翡翠峡まで行けない方もいるので、翡翠峡をイメージした」とか。
なるほど。
その次は、これまた、どこを見ても、翡翠、ヒスイ、ひすい。
市民から寄贈された透明感があって、大きな原石は本の表紙にもなったとか。
こんなに綺麗な翡翠は、めったにないそうですよ。
って、写真撮り忘れているし・・・。
ここでは、緑以外の翡翠も飾られています。
糸魚川が翡翠の町だということを強く印象づける部屋ですね。
次に進むと、石が浮かんでいます。
もちろんレプリカですが、飾られている本物の石があるので、一瞬えっ?とインパクトがあります。
体験コーナーも充実しました。
翡翠って重いんだよ、と筒を持ち上げて他の石と重さを比べてみたり、手触りで翡翠だと思ったらボタンを押すと〇か×で表示されたり、虫眼鏡で拡大してみたり、と大人でも楽しめます。
フォッサマグナの名付け親であるドイツ人地質学者ナウマン博士のコーナーにはのご子孫から寄贈いただいたゆかりの品が展示されています。
ナウマンという名前でピンと来た方いますよね。
そう、野尻湖で発見されたナウマン像もナウマンさんがかかわっているのですよ。
ちなみにナウマン像は小型で、頭が平らなのが特徴です。
ん?回転寿司のようなもの発見。
お皿の上には「フォッサマグナ」「ヒスイの歴史」などと書かれた筒がのっています。
画面を読むと、ふむふむ、お皿を置くとクイズが出題されるのですね。
初級、中級、上級とあり、そりゃ~、ジオパーク上級合格者で、ジオパークマスターでもある私は上級に挑戦です。
問題は三択。
結果は、案外勉強したことが忘れていた・・・。
なんだか悔しいので、別の皿をセットして、再び挑戦。
これは、子供でも挑戦できるし、大人もハマります。
混んできたので、次に進みましょう。
フォッサマグナミュージアムは石の博物館なので、翡翠以外にも色んな原石が展示されています。
出口近くのコーナーは、写真とは別の色んな石がずらずらずらーと、ものすごぉ~く並んでいます。
1つずつ、石の名前を見たり、解説のパネルを読んでいるだけで、時間があっという間に過ぎてしまいます。
今までのミュージアムも楽しかったですが、リニューアル後はまさにパワーアップ。
さくさくっと見よう、と早足でまわった私でさえ、1時間かかりましたからね。
これで大人500円、子供は無料なんて、絶対に得です。
以前に一度見たもん、という方もぜひもう一度おいでください。
ファッサマグナミュージアム
糸魚川市一の宮1313(美山公園内)
025-553-1880
開館時間 午前9時~午後5時
午後4時30分受付終了
休館日 年末年始、12月~2月の月曜日
祝日の場合は開館、祝日の翌日は休館
入館料 大人500円(団体400円)、子ども(高校生以下)無料
長者ヶ原考古館とセットの場合は大人600円(団体500円)
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