どん兵衛東西カップ麺の違い
糸魚川は東西の文化の境界線の町として知られています。
例えばお正月に食べる魚は、西だとブリ、東だと鮭が多いとか(糸魚川はブリが多い)
餅の形も関東では四角、関西では丸が多いと言われています。
(糸魚川は四角。山形県酒田市では丸餅でした。港町で関西の文化が入ってきたからかな?)
分かりやすいのが、カップ麺の味。
糸魚川を含む東日本は醤油の味がはっきりしていて、
西日本はダシが効いている味なんですよ。
カップ麺の側面をよく見ると東日本用には(E)西日本用には(W)の表示があるって知っていましたか?
糸魚川で通常売っているのは(E)お隣の富山県に行くとWになるらしいですよ。
たまたまスーパーで、東西の日清どん兵衛が並んでいたので、食べ比べをしてみました。
左が東日本のE、右が西日本のWです。
ちょっとデザインが違いますが、キャンペーン告知があるかないか、くらいでパッと見た目分かりません。
ふたを開けると、中に入っている粉が入っている袋の色が違います。
麺と天ぷらは同じようです。
お湯を注いで待つこと3分。
かき混ぜて見ると・・・、おおっ、確かに左の東日本(E)の方が色が濃い気がします。
天ぷらを入れると味が分かりにくくなりそうなので、入れる前に食べてみます。
ずるずるずる、もぐもぐもぐ、ごくり、東日本(E)の方は食べ慣れている味ですね。
続いて東日本を、ずるずるずる、ごくり、おおっ、全く違います。
薄味で、でもダシがしっかり効いている味です。
家族が食べても、目をつぶって食べても、ぐるぐる回して「さぁ、どっちがどっちだ?」としても当てられるくらい違います。
どっちが好みかと言うと・・・、やはり食べ続けている味で東日本(E)がいいかなぁ。
ちなみに日清のHPを見ると、東日本は鰹だし、西日本は昆布だし、なんですって。
関ヶ原を境にしているそうです。
天下分け目の関ヶ原って、味の分かれ目でもあったんですね。
味が濃い東日本の方が、塩分が高いのかと思いきや、
東日本のEは0.8g、スープ1.6g
西日本のWは麺とかやくで0.8g、スープで1.7gでした。
カロリーも微妙に違うのが面白いなぁ、と思いました。
旅行に出たらカップ麺を買って違う味を食べてみてください。
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