第39回糸魚川おまんた祭りリポート
8月2日に糸魚川駅周辺で開催された、糸魚川おまんた祭りのリポートです。
「おまんた」とは、糸魚川を代表する方言のひとつで「あなたたち」という意味。
「おまん」は「あなた」、「おまんた」は複数形です。
ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんか♪という軽快なリズムの「おまんた囃子」は
新潟県旧越路町出身の三波春夫さんの伸びやかな歌声です。
大スターの三波春夫さんは、同じ新潟県ということで快く引き受けてくれたとか。
これを聴くと、夏が来た、と私は思います。
さて、今年は朝から、あっちゃいジリジリするような晴天。
ここでも、糸魚川弁講座をしましょう。
暑い→あっちゃい
温かい→ぬくい、ぬくとい
寒い→さぶい
冷たい→ちびたい、べぇ~たい
※べぇ~たいは、主に子供に対して使います。車をブーブーというようなものですね。
例文)さぶいとこにおったそい、足べぇ~たくなっとるねか。はよ、ぬくといコタツ入んない
訳文)寒いところにいたから、足が冷たくなっているね。早く温かいコタツに入りなさい
糸魚川弁って、面白いでしょう。
さてさて、その太陽が照りつける中、沢山の山車太鼓が市内を回って、お祭りムードを盛り上げます。
写真は、翡翠太鼓の皆さん。
袴姿がかっこいい!
新しくなった糸魚川駅前に鎮座する、舟みこしも、暑さに耐えていました。
糸魚川駅の工事は、どんどんすすみ、駅からヒスイ王国館までも屋根がついたり、バス停も整備されつつあります。
駅前のアーケードがなくなった(新しいアーケードがつくそうです)ので、吹奏楽やダンスは見学している方も暑かったでしょうね。
夕方6時を過ぎ、少しずつ踊り手の方々が集まり出しました。
整列して、さぁ、いよいよ、というところで、ザーと雨が・・・。
こういう時、雁木って本当に役に立ちます。
暑い時は日陰を作り、雨や雪からも守ってくれて、先人の知恵は素晴らしい。
20分ほど待機していると、雨も小降りに。
さぁ、市民流しのスタートです。
ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんか、おまんたぁ~♪
それそれそれそれ!
雨が降ったぶん、涼しくなった商店街を、元気に踊ります。
おっと、ジオパークのキャラクター、ジオまる、ぬーなも踊っています。
ジオまるは手が短いので、足でリズムをとっています。
ぬーなは踊りが上手です。
あれ、ブラック番長も踊っています。
というか、番長、踊れるのか(笑)
ワカメちゃんも、にこやかに踊っています。
御風さんの姿を見かけなかったけど、今年はいなかったのかな。
それそれそれそれ♪
おまんた囃子は、テンポがいいので進むのが早いのですが、1週1キロと言われているロの字商店街。
1週回ってくるのに、けっこうかかるんですよね。
それそれそれそれ♪
例年通り、9時にちゃんちゃんちゃん、と終了です。
今年は、最後に花火があがりました。
(私がいた場所からは建物の影になって見えなかったけど)
問合先 025-552-6570 糸魚川おまんた祭り実行委員会事務局
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