第65回全国植樹祭リポート
6月1日に長岡市で開催された第65回全国植樹祭に参加してきたのでリポートします。
全国植樹祭とは、豊かな国土の基盤である森林や緑に対する国民的理解を深めるために、毎年春季に天皇皇后両陛下ご臨席のもと(公社)国土緑化推進機構と開催県の共催により行う国土緑化推進運動の中心的行事です。
新潟県では昭和47年に黒川村(現胎内市)で開催して以来42年ぶり2回目の開催。
第65回全国植樹祭は「未来へつなぐ森の力~振興から創造へ~」が大会テーマです。
開催年の平成26年は中越大震災から10周年の節目の年。
本大会では全国からいただいたご支援に感謝し「森の力」を未来へ引き継いでいくために、多様な県民参加による「にいがた緑の百年物語~木を植える県民運動」の取り組みを更に推進し、新潟らしい森林つくりや緑化活動を全国にアピールします。
と、いうわけで、ハイブ長岡で行われる式典とお手播に当選していたので、いざ参加です。
それぞれの地域振興局から送迎バスが出て、糸魚川からは13名ほど+案内や警備のスタッフ(市長など関係者は別のバスで行ったようです)だったと記憶しています。
身分証明書を見せて、IDカードとお揃いの帽子、お土産やパンフレットなとが入った紙袋をもらって、バスに揺られてハイブ長岡へ。
ちなみに糸魚川は5時55分集合でした。
会場へは金属探知機のゲートをくぐり、貴重品やカメラは透明袋に入れて持ち物チェックです。
ペットボトルの持ち込みができないので、お茶と水をふるまうテントが出ていました。
なんでも経験ですから、とりあえず飲んでみます。
会場内はバスごとに指定されている列に誘導されます。
糸魚川組は真ん中よりの後ろから2列目。
と、遠い・・・。
国歌斉唱は沢田知可子さんでした。
表彰や、お手播(種まき)、アトラクションがあり、最後は沢田知可子さんのミニコンサート。
「会いたい」を生で聴けて、参加して良かった。
式典が終わるとお弁当タイムです。
こちらも無料で配られます。
なんてサービスがいいんだろう。
手前の左から
醤油赤飯・・・中越地方の一部で食べられている赤飯
笹団子・・・新潟土産の定番
栃尾のジャンボ揚げ・・・長岡栃尾の名物
プチトマト&オレンジ
真ん中の段左から
タレカツ・・・新潟ご当地グルメ。添えてあるのは春雨揚げ
新潟県産コシヒカリ・・・新潟といったら美味しいお米
郷土料理のっぺ・・・お正月やお盆に食べられるもので、とろみのある煮つけという感じ
上の段左から
六日町産舞茸と青菜の浸し・・・新潟県は舞茸の生産量60%を占めています
鮭の焼き漬けと卵焼き・・・村上名物の鮭を焼いてから醤油タレにつけたもの
北越後の古代米(紫雲寺)・・・黒米を白米に混ぜて炊いたもの
お茶は村上茶で、レルヒさんとトッキッキのパッケージです。
村上はお茶の北限と言われていますね。
朝が早かったので、がつがつすごい勢いで完食です。
お腹も満たされたし、ちょっと時間があるので道路を渡った隣にあるサテライト会場をのぞいてみることに。
サテライト会場は誰でも自由に楽しめるスペースで、特産品、木工体験などのブースが並んでいました。
新潟杉をPRするスギノザウルス。
すごぉ~く暑くて、カキ氷には列が出来ていました。
さて、植樹祭ですからね、木を植えましょう。
バスで30分ほど移動して陽光台へ。
ここは中越大震災の時に全村避難した山古志村の方々が済む仮設住宅があった場所だそうです。
木のプランターカバーに、ミニひまわりが咲いていました。
植樹は既に穴が掘ってあり、苗木がセットされています。
佐渡産の竹で作られた移植ゴテと、軍手を使って土を寄せて穴を埋めたら、足で踏んで固定させます。
バスごとに、ロープで区切られた1区画にある苗木を植えていきます。
帰りのバスからはスタッフの方が水をあげているのが見えました。
はい、これで全国植樹祭は終わりです。
お土産は、コシヒカリ、越後杉で作った箸、雨合羽(使わないで良かったね)、軍手、竹の移植ゴテ、日の丸の旗、帽子。
他にも会場になった長岡の観光や森林にかかわるパンフレットいろいろです。
朝早かったけど、貴重な体験が出来て良かったです。
来年は石川県で開催されます。
第65回全国植樹祭新潟実行委員会事務局
(新潟県農林水産部治山課全国植樹祭推進室)
025-280-5787
詳しくは→こちら
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