糸魚川けんか祭りのトリビア

糸魚川市外の友達に糸魚川天津神社春大祭けんか祭り2017じょば
「じょうばに頭をかまれると丈夫な子供に育つんだよ」
と説明したら
「え?じょうばって何?獅子舞でしょ?」と驚かれました。
あれ?
じょうば(じょば)って方言なの?
※頭がよくなる、など諸説あります

そんな話を児童文学作家の小川英子(おがわひでこ)さんにしたところ
「糸魚川けんか祭り学習ツアー」に参加した勉強家は違いますね。
前日の夜に「学習会 まつり夜話」があり
またガイドつきだった為、いろんな疑問をスッキリ解決したそうです。

まず「じょうば(じょば)」は
徐魔(じょま)がなまったと考えられているそうです。
へぇ~、へぇ~、へぇ~。
そして、最初に二頭の「じょうば」が猛ダッシュするのは
「一行が境内に入ってもいいでしょうか?」と
許可を伺うために走る「使い獅子」なんですって。
へぇ~、へぇ~、へぇ~。

さらに小川さんのネットワークによると
隣の上越市名立区あたりでは「はっこ(はつこ)」と呼ぶのだとか。
四角い箱の意味らしく、獅子舞の四角い頭から連想された言い方のようです。
へぇ~、へぇ~、へぇ~。
これは知らなかったなぁ。

続いて、私の疑問。
耳に100円玉を挟んでいるのは何故?
これは賽銭で、財布からいちいち出さなくてもいいように
耳に挟んでいるのだそうです。
法被はポケットもないし、財布を首からぶら下げるわけにはいきませんもんね。
なんでもパチンコをする方が
早く追加のお金を投入する為に耳に挟んでいたのを
真似する人が多くなったんだとか。
ジュース代なんて思っててゴメンナサイ。

地元の大きなお祭りなんですが
けっこう知らない事が多くてびっくりです。

この赤い建物は「衣紋所(えもんじょ)」
祖母がハンガーのことを「えもん掛け」と言うのは
こういう字を書くんだ、と納得。
お祭りの時だけ渡り廊下のように
舞台へつながる高い橋がかかります。
え?写真がなくて分からない?
御稚児さんの写真もなくごめんなさい。

とにかく小川さんいわく
「学習ツアーはすごく勉強になった」とのことです。
小川さんにもっとお話しをお聞きしたかったのですが
なんせ「糸魚川に滞在している間に、あの人と会って、ここに行って」と
パワフルに動いている方なので・・・。
しかも「忘れないうちにレポートまとめたいわよ」って
さすが作家さん、書きたい血が騒いだようです。

今日11日の舞楽は雨の為中止になったようです。
そう言えば昨年も雨で中止でしたね。
早川郷にある日光寺の「けんかまつり」は
来週の17日(日)に行われます。
糸魚川に住んでいて
まだ一度も見に行ったことがないのです。
今年も仕事で行けません。残念。

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