月不見の池藤まつり2011藤街道は満開
駐車場からコンクリートの道路を進み
トイレの場所から右手の売店前を通って池に出てみます。
角を曲がると、まず目に飛び込んでくるのは赤い鳥居。
月不見の池は古くから信仰の対象だったのでしょうか。
鳥居をくぐると
森がひらけて光が届く月不見の池が現れます。
早川の街道沿いの藤の花は満開でしたが
月不見の池の藤は今年は雪が多く、4月になっても寒い日が続いたからか
藤の花は例年より少し遅いようですね。
地元の方いわく
「月不見の池は森に囲まれているから
下(街道沿い)より開花が遅いんだ」
へぇ~、へぇ~、へぇ~。
まるで池の下にも花が咲いているかのように
藤色の花びらが水面に漂っています。
周りの景色を写しこんで幻想的な世界が広がっていました。
月不見の池は
山地の隆起で起きた大きな地すべりの末端部。
池の水は湧水です。
八十八か所など、このあたりで巨石が多いのは
大滝の山が割れて移動した名残で
月不見の池周辺の奇妙な景観を作り出しているそうですよ。
はい、ここ、ジオパーク検定の上級試験
に出題されましたからね。
月不見の池は地すべりです。
さてさて、遊歩道の周りには苔むした太い大きな藤の枝が
岩の間から池に張り出しています。
遊歩道の上や
池の上に突き出して作られた休憩所の頭上にも
藤のつるが伸びて、複雑に絡まっています。
どこからが池なのか分からないくらい
周りの景色と溶け込んでいます。
この太い木のような枝も
大きな岩から生えている藤で
いったん下にのび、ふたたび空を目指しているようです。
いつから、この藤は根をおろしているのでしょう?
遊歩道は、藤の間を抜け、
木の根っこの上を越え、奥へと続いています。
ちょっと時間と体力がないので
池の入り口でUターンです。
売店で藤野鉢植えをパチリ。
山野草など、他にも大きな鉢、手頃な大きさな鉢
色んな種類が並んでいました。
帰り道、観光バス「ジオま~る号」は早川の新町地区で停車しているのを発見。
沿道に並べられた自慢の藤の花を観光客の皆さんが写真を撮っていました。
パンフレットを見ると「藤街道沿いの茶屋で休憩・お土産」と書いてあります。
早川は美味しい和菓子屋さんが多いので
花だけではなく、お腹にも嬉しい日帰りツアーですね。
↓藤に見とれてわき見運転しちゃダメよ、と思う方も
藤棚の下にベンチがあると座りたくなる方もクリックをお願いします。
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