(有)きりん堂 津川狐せんべい

お土産でいただいた(有)きりん堂さんの「津川 狐せんべい」です。
なんでも、奥さんの出身が津川なんだとか。

津川と言えば、GWに行われる「狐の花嫁行列」が有名で、狐に扮した花嫁さんを一目見ようと多くの観光客でにぎわいます。
ちょうど新潟県の北部(東蒲原郡)にある阿賀町では桜が咲くころで、ローカルニュースでも必ず取り上げられるほど有名です。
どうして阿賀町では狐が有名なんだろう?と調べてみると
麒麟山には狐がいて、毎晩のように狐の声が聞こえ、狐火が見られました。津川の狐火は世界一で、麒麟山にまつわる狐火の話しは数多くあります。
昔、嫁入りは夜にかけて行われ、あたりは暗く、堤灯を下げて行列しました。この堤灯の明りと狐火が平行して見え狐の嫁入り行列が生まれたとも言われています。】
阿賀町役場HPより→こちら

ほほう、なるほど。
糸魚川でもお年寄りに聞くと、1つや2つ狐の話を知っています。
【歩いても歩いても、全く家の灯りが近づいてこなくて「もしかして、狐のやつが邪魔しているな」と手に持っていた魚をポーンと遠くに投げると、家はとっくに通り越していた。狐は食べ物が欲しくて近くにいるから、それをあげると術がとけるんだ」とか。
西海の山奥に住んでいた祖母は、狐火を見たことがあると話していたもんです。
「通いなれた山道で迷うことがないはずなのに、狐にだまされて何度も同じところをグルグル歩かされた。
そんな時は近くにいるから、こんちくしょう!と足踏みをすると狐の足か尻尾を踏みつけるから、狐は痛さのあたり術を解いてくれるもんだ。
だから変だなと思ったら足踏みをするんだよ」
って、真剣に教えてくれたものです。
ばぁちゃん、イマドキの狐は人をだますほどの能力ないかもよ(笑)

と、話がされました。
では、さっそくいただきます。
狐のお面のような、瓦型の煎餅に狐の顔が描かれています。
ぱくっ、もぐもぐもぐ、瓦煎餅に近い味です。
糸魚川市民に分かる味でいうと紅久さんの「山のほまれ」の甘くないバージョン。
香ばしくて、ほどよい歯ごたえで、ぼりぼり食べるって感じです。
4枚ずつ薄いビニール袋に入っていて、2袋ずつ厚いビニールにパックされています。
それが2パックだから16枚入りですね。
バリバリ割って、ぼりぼりぼり・・・、小麦粉、卵、マーガリン、膨張材とシンプルな材料です。
けっこう、とまらなくある味ですよ。

狐の嫁入り行列、今年は5月3日です。

Tさん、ごちそうさまでした。

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