天津神社春大祭糸魚川けんか祭り2018リポート

4月10日(火)に天津神社で行われた、けんか祭りのリポートです。

けんか祭りは、曜日に関係なく毎年必ず4月10日と決まっています。
押上地区と寺町地区の神輿がぶつかり合い、最後は境内を全力で走り、豊作と豊漁を願います。
後半は舞楽となり稚児が舞う演目が多いことから「稚児の舞」と呼ばれ、最後は陵王(りょうおう)の舞で締めくくられます。
この舞楽は国指定重要無形民俗文化財となっています。

10時頃になるとそれぞれの地区を出発した一行が境内に入って来ます。
最初は2頭の獅子が猛ダッシュをして「境内に入っていいでしょうか?」とお伺いをたてます。
ちなみに糸魚川では、獅子のことを「じょば」と呼びます。
この「じょば」に頭を噛まれると頭がよくなるとか、無病息災でいられるとか。
子どもは怖がって逃げたり泣いたりしますが、最近の「じょば」はおとなしく、泣いて逃げる子を追いかけたりなんかしません。
昔は泣けばなくほど近づいてきたり、怖い存在でした。
この「じょば」は除魔(じょま)が訛ったもの、と言われているらしいですが、昔から「じょば」と呼んでいるので、私は獅子と「じょば」って全く違うもんだと思ってました。
正月にデパートとかで踊るのが獅子(獅子舞)、「じょば」は祭りにいて頭を噛むもの、と今でも思っています。

さて、使い獅子の「じょば」が一行のところに戻ると、やっしょい、やっしょい、の掛け声と共に大きな竹を上下に振って法被姿の男衆がやってきます。

紋付き袴姿の人もいれば、鶏爺(とりじぃ)と呼ばれる重要な役割の人、烏帽子姿、白い衣装に、緑の衣装、ぞろぞろすごい人数です。
衣装は各地区の集会場で役ごとに配布されるそうで、衣装によって神輿をぶつける時に御輿を組ませる役、ロープを引っ張って走る役、と決まっているんだとか。
ふむふむ。

この日はくずついた天気が、ぽっかり1日だけ快晴。
私も境内に近づいて御輿のぶつかり合いを見て来ました。
人をかきわけ、桟敷席の前までたどりつくと、ちょうど目の前でぶつかり合いが始まりました。
ぶつかり合いは、それぞれの桟敷席の前で何度が行われます。
今年は完全に押上が、ぐいぐい押して、何メートルも動きました。
足の調子が悪くて今年は休んだ、という押上地区の知り合いがちょうどいて「寺町が少ないからじゃないか」と解説。
私には両方すごい人数が参加しているように見えるし、全員が御輿に触っているわけでも、味方の背中を押しているわけでもないように見えるのですが、何代もけんか祭りに参加している当事者にすると人数の差が押し合いの力の差になるというのが感覚的に分かるようです。

最後は太鼓が、どんどんどん、と激しく打ち鳴らされて、神輿が境内を猛スピードで駆け抜ける「お走り」
一の神輿が拝殿を曲がる時に、二の神輿に後ろ姿を見られなけば勝ち、とされています。
そして神輿を上げたら、それぞれ桟敷にあがり「やっしょい、やっしょい」と腕を振り、自分達が勝ったとPRします。
押上(おしあげ)地区が勝つと豊漁、寺町(てらまち)地区が勝つと豊作とされています。
今年は大漁になるんじゃないかなぁ。

午後は舞が奉納され、ゆったりとした空気に代わります。
勇ましい前半と、優雅な後半の両方が一度に楽しめるのが、けんか祭りの特徴ですね。

ちなみに糸魚川の天津神社が晴れると、能生の白山神社は雨が降るというジンクスは今年も当たりました。

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