糸魚川名物大きな飴 マキノ式飴

「糸魚川の飴屋」といえば、ここ!
牧野製飴店さんの「マキノ式飴」です。

本町通りの一本山側の細い路地にあるので、ナビや地図を見ながら買いに来た方が、よく
「この辺に飴屋さんありませんか?」と道を尋ねてくるくらい有名です。
本町通りからは白馬通りの十字路(横町の交差点、信号あり)を山の方向へ曲がり、
右手にある池田屋酒造(謙信の看板)の正面にある細いTの字を進んでください。
※ただし、一方通行で白馬通りからは車は入れません。

この飴は懐かしい砂糖と水飴で出来ている「飴らしい飴」で、
お店に行くとキラキラ宝石みたいな飴がケースに入って並んでいます。
バラ売りは5個単位(同じ種類で5個ずつ、イチゴ3黒糖2といった買い方はできません)
迷う人は、バランスよくミックスされた袋入りがおススメです。
豆が入ったシリーズと、豆がないシリーズと2つありますよ。

今回食べるのは、豆が入っていない詰め合わせの方です。
何から食べようかなぁ、この緑ってメロン味だっけ?
いや、メロンじゃなくてレモンだったような・・・。
黄色=レモンだと思って口に入れると違った記憶があるもん。
やっぱり赤いイチゴ飴にします。

ぱくっ、なめなめなめ、小さい頃から全く変わらない味です。
包紙代わりのオブラートが溶けて、それからイチゴの味がじわじわと舌に伝わってきます。
松之山の友達に「ばぁさんが好きだから来る時に買って来て欲しい。
イチゴだけでいいんだわ」と頼まれるイチゴ味です。
お祖母さんは数年前に亡くなったのですが、それでも松之山の友達に会う時は
イチゴ飴を買って行くようにしています。

なめなめなめ、「昔に比べて小さくなった」という人がいますが、
それは自分が大人になって口が大きくなったからじゃないかなぁ。
だって、1個入れたら喋れなくなるくらい大きいんです。
なめなめなめ、いつまでたっても口の中を転がっています。

私は喉が弱く、風邪をひく時は必ず喉が痛くなります。
小さい時、祖母と病院に行った時に
「喉を乾燥させないように。牧野の飴を口に入れておけば一番いいんだ」と言われ、
バス時間を気にしながら飴を買いに行った記憶があります。
確かに、こんだけ大きければ喉によさそうです。
なめなめなめ、母のが通っていた美容室も近くて、
パーマを待つ間「飴を買っておいで、好きなのを買っていいから」とお小遣いをもらった記憶もあります。

結婚するお客様に命名の由来を聞いたら
「お腹にいる時、お母さんが牧野の飴を無性に食べたくて、
女の子だから、牧野の飴からマキになったんです」という方もいました。
さすがに漢字は「牧」ではありませんでしたが、名付け親が牧野の飴ってすごくないですか?

なめなめなめ、久しぶりに舐めましたが、これぞ糸魚川名物ですね。

牧野製飴店
糸魚川市本町4-10
025-552-0725
営業時間 AM9:00~PM6:00
定休日 毎週火曜・第4月曜

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糸魚川名物大きな飴 マキノ式飴”へ2件のコメント

  1. 小柳円昇 より:

    こんにちは 自分も糸魚川に里帰りのときは立ち寄ります

  2. ALEX より:

    小柳円昇さん
    こんにちは。糸魚川でずっと変わらない味ですよね。

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