能生ふるさと海上花火大会リポート

8月6日(土)に開催された 能生ふるさと海上花火大会のリポートです。
大国主命&奴奈川姫リポートや、もぐもぐリポートをしていたら、
花火のアップが遅くなってごめんなさい。

では、まずは、弁天岩が噴火しているかのように見える花火。
そう、この弁天岩はフォッサマグナの海底に約100万年前、
火山ができ、その噴出物で出来たんですよ。
※今までのガイド本などでは、約300年前と記載していましたが、
放射性年代の結果が 約100年前だったことから、今後は約100年前を使用します
詳しくは糸魚川市HP「弁天岩ジオサイト」→こちら
太古の昔は、こんな感じだったかもしれません。
弁天岩は大地の公園「世界ジオパーク」に認定されている糸魚川の中に24ある ジオサイトのうちの1つです。
※ジオサイトとは、地質、地形、歴史などジオパークを特色づける見学場所(博物館を含む)を意味します

弁天岩が小さく見えるほどの花火が次々に打ち上げられます。
能生地区は、山が海の近くまでせり出しているので、
ドーンという花火の音が山に響いて、こだまになって戻ってきます。
しかも打ち上げ場所の弁天岩と、浜の距離が近いため、
座っていても体が揺さぶられるほどの振動が伝わってきます。
新潟市から初めて来た友達が 「こんなに近いなんて思わなかった」と驚いています。

ふっ、ふっ、ふっ、まっすぐ上がるのは、まだまだ序の口よ。
能生の花火といったら、水中爆雷なんだから、と教えると
「水中?爆雷?」と?マークを頭の上いっぱいにしています。

これが、水中花火だっ!
「ひょえぇぇぇぇぇ」
初めて見る人じゃなくても、この大爆音と迫力には黙っていられません。
毎年、弁天岩の形が変わるんじゃないかと思うほどの音と振動を繰り返し
水上で扇のように花火が開くのです。
ドーン、ではなく、ドカーンですよ、どかーん!
海の色が虹色に輝きます。
鏡のようにうつり、まるで万華鏡を見ているかのような錯覚に陥ります。
「来てよかった」と友達は大感激です。

と、フィナーレは仕掛け花火。
今年は「能生ふるさと花火」と赤い文字が浮かんだかと思うと、
弁天岩と国道を結ぶ、大きなナイアガラが流れ始めました。
海の底まで届くような大きな滝です。
海面が昼間のように明るく輝きます。
この花火をナイアガラと名付けた人は、想像力が豊かだったんでしょうね。
カナダに行かなくても見られるなんて、花火師さん、ありがとう。

息をのむようなナイアガラが終わると 自然に拍手が沸き起こり、花火大会は終了しました。
これで糸魚川市内の花火大会は全て終了です。

弁天浜は能生インターを降りて10分ほど。
浜茶屋もあり、波消しブロック(テトラポット)があるので、おだやかな海です。

↓カナダでナイアガラの滝を見たことがある方も
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能生ふるさと海上花火大会リポート”へ2件のコメント

  1. ピッツァ より:

    やっと着ましたネ(^^)
    花火リポート待ってました。今回は60回記念なのか、一つのプログラムの中でいつもより打ち上げる本数が1割増しの様でしたネ。今回の新作は輪が3つ重なりハート形に成るタイプと星形に成るタイプだった様な…まぁいつもより盛大でした。 空缶が予定より多く並んでました。( ̄〜 ̄)
    また10年後、期待して…

  2. ALEX より:

    ピッツァさん
    やっと花火まで、たどりつけました。
    なんと言っても「にしょきん」が主役だから、奴奈川行列も詳しく書きたかったので(笑)

    今年は星がありましたね。ハートもあったのかな。観てる角度で分からなかったなぁ。
    空き缶もそうですけど、煙草のポイ捨てやめてね、ですよね。
    そのうちALEXもフィナーレの花火を提供できるくらいになりたいものです。

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