今日のおやつ@牧江菓子店 糸の川

今日は「貰いもんだけん、うちはこぜで食べきれんそい」と近所のおばあちゃんからいただいた牧江菓子店さんの糸の川です。

「いただき物だけど、我が家は(家族が)少なくて食べきれないから」という意味ですよ。
こぜ、は少人数の意味ですけど、最近使う機会が少なくなった方言かもしれません。
集会とか、結婚式とか人が集まる時に
「ええかん来たんかね?」(沢山来たのかな?)
「なぁ~も、こぜだったわね」(いいえ、少なかったわよ)
という風に使います。
物や時間の場合は「ちぃ~とばかし」ですね。
私、ドラマや映画で糸魚川が舞台になった時に、方言指導で依頼が来ないか、と待っているくらい、糸魚川弁ペラペラ、自信があります(キッパリ)

さて、この糸の川。
上刈のお店にも看板が出ていますし、この黒に近い紫色の包装紙もお土産のコーナーでよく見るのですが、実は初めて食べます。

開けてみましょう。
キラキラが入った緑色の箱に、20個きっちり並んでいます。
ビニールの中に乾燥剤が入っていて。ビニールを開けると1個ずつ丁寧にセロファンでくるまれています。
持った感じは、ものすごく軽い。
それも、そのはず。
表現は悪いけど、骨粗しょう症のように、空気を含んだスポンジのようなお菓子です。
包みを開けている間も、細かいのがサラサラと出てくるくらい繊細です。
真ん中には切れ目が入っていて、1つが半分に割れやすくなっています。

ぱくっ、もぐもぐもぐ、おおおおおっ、めちゃくちゃ軽い。
口の中で、じわじわと綿あめが溶けていくかのような口当たりです。
卵の味がして、甘くて美味しいです。
卵白(メレンゲ)を焼いたお菓子の、全卵バージョンという感じです。
それよりも、もっとサクサクというか、とにかく軽い。

原材料を見ると、卵、砂糖、寒天、というシンプルさ。
糸魚川に生まれたのに、今まで何で食べる機会がなかったのが悔やまれます。

Kさん、ごちそうさまでした。
また、お茶飲みに来てくださいね。

牧江菓子店
糸魚川市上刈1-5-9
025-552-0489

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